2004年7月26日 〜伝説が生まれるSTREET〜
RUCKER PARK(155th.Street)と呼ばれる一見普通のバスケット・コートから、数々の伝説が誕生している。ハーレ
ムの奥地にあるこのコートは、ストリート・バスケットボールの誕生の地と言っても過言ではない。
EBC(Entertainment Basketball Classic)主催による試合が多くのファンを魅了し、客席を常に興奮の渦へと引き込
む。それもそのはず、名前の通りただプレーするたけではなく、バスケットボールをエンターテイメントとして見せる
のである。スラムダンク、アーリーウープ、俊敏なドリブル・・・全てが華麗でいて美しい。NBAを生で見たことのある
人でさえ、その歴然とした迫力の差と楽しみ方の違いに度肝を抜かれる。腕の立つ選手は全てニックネームで呼
ばれ、Bone Collector, Track, Sky Walkerなど、選手の特徴をつかんだものが付けられる。これらは、試合中コート
上を縦横無尽に歩き回るMCから自然と発せられる。
「常識なんてクソ喰らえ!」、そんな自由な発想が長い歴史を誇るこのParkには、今も色褪せることなく息づいてい
る。試合中は大音量のヒップホップと共にMCが途切れることなく感じたままを語り、毒舌を交えて選手や観客を盛
り上げる。それに答えるように、選手はど派手なプレーを、観客は叫び、踊るのである。アドレナリンが噴出する!
肌の色も話す言葉も関係ない、全ての客が熱いプレーだけに集中し、楽しむだけなのだ。黒人文化が集約されたこ
のコートは、いつもDJ,MC,DANCERが控え、バスケだけでなく、STREETの楽しみ方を肌で感じさせてくれるのであ
る。
余談として、NBAスーパースターのコビー・ブライアンや、FAT JOE、メアリーJブライジ、元アメリカ大統領ビルクリン
トンなどの超有名人も訪れたことがある。驚くことはない・・・納得のいく内容なのだから。しかも無料でね! |