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■シリコンバレー日記■


大好評のニューヨーク日記に続く第二段企画。アメリカ西海岸のIT・ベンチャー企業の街として世界的に有名な『シリコンバレー』で6ヶ月間のJ1ビザインターンシップ・プログラムに参加中の、ケイナさんの 『シリコンバレー日記』。一言でアメリカと言ってもそこは大国。西海岸と東海岸では、話し方や文化、ライフスタイルまで様々。
シリコンバレー日記では、ニューヨークとは一味違った海外生活の様子を垣間見ることができます。


2004/03/09 〜 2004/05/07 の日記

2004/05/13 〜 2004/07/25 の日記

2004/07/26 〜 2004/08/30 の日記

2004/03/09 TUESDAY 

ずっと夢だった「アメリカで働きキャリアアップすること」!今日から、私
ケイナのアメリカでの生活が始まります。日本のメーカーでシステムエンジ
ニアとして働いてきた私は、アメリカのIT企業で半年間、研修をすることにな
りました。

サンフランシスコ国際空港に着くと、3月というのにどこまでも続く青空。
学生時代、留学していたLAと違って、これから住むBurlingameという街は聞
いていた以上に平和で美しいところでした。

美しく平和なBurlingameの街 

ホストカンパニーのオフィスビル前
予約してたホテルに着くと、すぐにホストカンパニーの社長が迎えに来てく
れてさっそく朝11:00には出社。社員の皆さんにご挨拶して、今後について
のミーティングです。

ホストカンパニーは、日米間のクロス・カルチュアル・エンジニアリング(日
米間でビジネスを行う際に出てくる異文化の壁を取り除くための橋渡し)を
行う会社。具体的には、アメリカのIT企業が日本に進出する時のコンサル
ティングや、それに付随するサポートを行っています。私が担当するのは、
自社ホームページの制作や、技術翻訳のアシスタント、新規事業の企画な
んです。
アメリカに来てまずはじめにやったことは、銀行口座の開設。14:00に
California Bank and Trustという銀行に連れて行ってもらい、口座を開設。
パスポートしかない中で自分のAccountが持てるなんて!社長のおかげ
です。アメリカって信頼さえあれば結構いいかげんな国!さっそく一時的に
小切手(Temporary Check)も発行してもらいました。これからこれで買い
物だってできるしワクワク。住む場所が決まれば、私専用の小切手
(Ordered Check)が発行されることになっています。

右の写真は、California Bank and Trustで口座開設時にもらった小切手な
ど一式。日本と同じようにおまけもくれた。

ここはStudio(ワンルーム)で$850
その後、社長はアパートメントを見につれてってくれました。For Rentの看
板を見つけては、そこに電話をかけてくれて、中をチェック。こっちでは、不
動産屋を通さないのが普通みたい。アパートの管理人が、
"It's too small for you. You must have so many clothes."と言った
お部屋は、私のマンションの3倍くらいの広さのワンルームでビックリ。
左の写真は、見に行ったアパートのひとつ。プール付のも珍しくない。

という感じで、時差ボケを感じる暇もなく、超濃い1日が過ぎていき、ワクワ
クしっぱなしでした。これから、このサンフランシスコで半年間、できる限り
のことを最大限やってみようとココロに誓いました。


2004/03/11 THURSDAY The first day at office

おとといも会社には行ったけど、アメリカに到着した当日ということで挨拶だ
けだったので、今日から初出社です。出勤時間は人それぞれで、特にまっ
ていないみたい。自分の仕事が終われば働く時間は関係がないのだ。社員
は年棒制だから、残業とかもカウントされないんだと思う。映画みたいに、そ
れぞれの個室が与えられていて私まで個室をいただいてしまった。各部屋
には、大きめのデスクとサイドデスク、キャビネット、ホワイトボードやコルクボ
ードまで配置されている。アメリカはベースがすごく豊かだと思う。

日本の会社とはずいぶん違うオフィス
今日は、仕事に使うフリーソフトをインストールしたり、インターネットの
「お気に入り」に必要なサイトを登録したり、働く準備をした。先輩の
Garyさんが、アパートを探すサイトを教えてくれて、ここからよさそうなと
ころをpick upした。いい所が見つかるといいな。アパートの評判が書か
れているサイト「Apartment Ratings」も便利で、酷評されていないかチ
ェックした。

<= 同僚のKanakoちゃん。英語はもちろんネイティブで、とっても魅力的
な女の子です。
私はさっそく日本企業から受注した「技術ドキュメントの電子化と翻訳」という
プロジェクトのメンバーになり手伝うことになった。電子化については、日本
で働いていたコピー機の会社でやってたお得意のジャンル。でも翻訳は、初
心者だからこれからいろいろ教えてもらおう。co-workerのKanakoちゃんが
翻訳ソフトを持ってきてくれた。彼女は、アメリカ育ちの日本人で、年もケイナ
と同じ26歳。さっそくgirl's talkin'がはじまる。仲良くなれそう♪

会社は、サンフランシスコ市内からサンノゼ方向に20分くらいのところにあり
ます。



Bedroom
2004/03/13 SATURDAY アパート決定

アパートを決めた。Burlingame Avenueをとても気に入ったので、そこから
歩いてすぐのBellevue Apartmentというところにした。お部屋は、家賃が月
$990の1Bedroom1Bathroomと呼ばれるタイプで、日本で言うと1LDKみた
いな感じ。キッチンがある広いリビングとベッドルームとバスルームがある。
キッチンには、巨大オーブンや巨大冷蔵庫がついてて、広すぎるくらい。でも
これにDish Washerがついているのが普通らしく、ビックリ。日本では、都心
のワンルームに住んでいた私なので、お部屋が2つあるだけで大満足だ。
引越しをしてると回りの住人がやたらと覗いてきて、声をかけてくる。向かいの部屋の人はゲイで、リアクションが私
とまったく同じなのだ。"Oh, that's sooo nice"とかのフレーズを2人で、くねくねしながら言いあった。友達になれそ
う♪私は話しかけやすいのか、日本人が珍しいのか、街でもよく声をかけられる。しかも、HiとかWhat's up?とかじ
ゃなく、「その服、どこで買ったの?」とか。ここでは、いろんなものが、コミュニケーションの材料になるのだ。とにか
く、今日から新しい生活の始まり。仕事して勉強していろんな経験をしよう。

Kitchen

Living room引越し中・・・・ 

アパートのお庭。バーベキュー台完備。


2004/03/15 MONDAY
初めての同行 at Grand Hyatt San Francisco
   
社長が突然、「今日、お客さんとミーティングあるから同行する?」
と誘ってくれたので、「もちろん行きますっ。」と言い、お客さんとのミ
ーティングに参加した。場所はサンフランシスコ市内のグランドハイ
アット。今回は見学という感じで、雑談時に話したぐらいだけど、と
ても勉強になった。生ミーティングは、とても効率的かつ論理的に
進んだ。お客様はワシントン大学の教授で、その人が作ったソフト
ウェアを日本向けにローカライズして、日本の某IT企業が販売する
らしい。私の会社は、そのコーディネートやローカライズを担当する
ことになっている。

SFの風景(ゴールデンゲートブリッジ)

SF市内のゴールデンゲートパーク
今日は、その代理店契約を交わすためのLOI(Letter of Intend=覚書)の内
容に問題がないか教授に確認するためにミーティングをもったのだ。結果
は、1部分のフレーズのみ変えればOKとのこと。

LOIはMOU(Memorandum of Understanding)よりもAgreement(契約)に近
いため、LOIで合意が取れれば契約成立まであと一歩なのだ。打ち合わせ
時に出てきたたくさんのビジネス用語を覚えただけでも私にとっては、とても
有意義な一日だった。


2004/03/17 WEDNESDAY Yoga体験〜    

今、アメリカではYoga(ヨガ)が大ブーム。サンフランシスコはその中でも
Yoga発祥の地といわれ、多くの人が健康のためにYogaに通ってる。私
のヨガイメージはちょっと怪しげなムード満点って感じだったんだけど、同
僚のKanakoちゃんに連れられて、会社帰りにYoga Studioに連れてって
もらったら、超ビックリ。そこは本当に「オシャレヨガ」ワールドでした。

SFベイエリアのサンセット =>

Yoga帰りでかなりテカってます。
アジアンリゾート系ホテルのロビーばりのエントランスに、
Warehouseのような広くて天井の高いスタジオ。HPだってこんなに
ステキです。
http://www.itsyoga.net/

Kanakoちゃんは、毎週水曜日にここに通っているらしく、そのYoga
腕もかなりプロ級!私は子供の頃、ずっと空手をやっていたので、
Yogaの決まった「型」のようなものには親しみがあり、すごく気に入
った。
生徒は、20代〜30代の女の子がほとんどで、みんなすごくスタイ
ル抜群、顔もかわいいコばかり。マイマットをみんなもっててその上
で、先生の言うとおり、いろんなポーズを取りエクササイズをする。
ゆっくりなのに、汗が出てくるほど、ハードなポージングが多かった。最後
には、先生は、「好きなポーズを取って、リラックスしてください」と言っ
た。すると、みんないっせいにありえないようなマイポーズを取ったから驚
いた。私の隣にいた金髪のキレイな女の子なんて、なんと頭だけで水平
に逆立ちになっちゃって、まじで焦った。そしてもちろんKanakoちゃんもプ
ロ級のポーズを見せ私をびびらせたのだ。日本でもすこし流行り始めてる
らしいけど、オシャレヨガ、絶対いいっ!

会社でも休憩時には、Yogaポーズ =>



81歳で毎日車を運転するMAKI
2004/03/21 SUNDAY Los Angels

金曜日から日曜の夜までLAに行ってきた。Japanese Americanの
親戚が、エアライン会社South WestのGift Certificateを送ってくれ
たのだ。このGift Certificateというのはギフト券/商品券のことで、
デパートはもちろんレストランや各ショップにあってプレゼントに使う
ことが多いみたい。

LAのいとこの家はNorth Hollywoodにあるから、SF国際空港から
LAXではなくて、Oakland空港からBurbank空港という国内線だけの
空港に降り立った。
空港ではいとこのCherylとおばあちゃんのMakiが迎えにきてくれて、半年振
りくらいに会い、おうちに泊まった。Japanese Americanの親戚が多い理由
は、私の祖父の兄弟が1930年代に皆アメリカに移住したせいで、そのおか
げで幼い頃から国際交流が盛んで楽しい。私の世代(日系3世以降)のいと
こは日本語は全くしゃべれなくて、いろんな血が混ざってるけど、
FamilyBondを大切にしているので、日本にも興味を持っていて会うと家族っ
て感じがする。
LAで必ず食べるCheese Cake Factoryのケーキ =>



Kanakoちゃんと彼氏のJoe。
2004/03/27 SATURDAY Rainbow Market
    
土曜日の今日はKanakoちゃんとその彼氏のJoeとサンフランシス
コで遊んだ。2人はサンフランシスコ市内に住んでるから、私は、一
人ではじめてサンフランシスコ市内まで運転して行ったのだ。毎
日、車通勤しているけど会社までの道のりは10分だから、もともと
運転が下手な私でもさすがに慣れた。私が住むBurlingameからSF
市内までは車で20分くらい。のどかなBurlingameから都会のSF市
内まで行くのは緊張の連続。とくにFree Way 101から280を通って
SF市内に入ったところで、One Way(一方通行)の多さに撃沈し
た。何度も同じ所をぐるぐるしながら、チンチン電車みたいなのに追
いかけられながら、やっと目的地に着いた。みんな、こうやって運
転をうまくなっていくんだと思う。
SF市内でまず行ったのが、Kanakoちゃんイチオシのレインボーマー
ケット(正式名"Rainbow Grocery")。ここは、巨大オーガニックスー
パーマーケット。自然食品のお店はどこにでもあるけど、他と違うの
はその規模とマニアック度。Warehouseのようなお店で、肉類は一
切ナシ。でもそれ以外のものなら、全て揃う、すごい品揃えなの
だ。ほとんどの商品がなんと「量り売り」!シリアルだけでも30〜50
種類くらいあるのだ。健康マニアの私には、たまらないお店。

砂糖や塩、はちみつも全部、自分で持ってきたボトルやお店でうっ
てる入れ物に好きなだけ入れて、入れ物に番号を書く。すると、レ
ジでその番号を入力して、重さを測って、計算してくれるシステム
だ。日本の醤油や豆乳、流行りのにがりまである。私は、Granola
(シリアル)やOrganic Sugar、おいしそうなDip(野菜とかに付けて
食べる)、Soy Milk(豆乳)、Kale(青汁のもと)という野菜などを買
い込んだ。

駐車場では、こんなアリエナイ状態に・・・
(壁との隙間約2cm)。
その後は、JoeにSAKS FIFTH AVENUE で落としてもらい、girl's thing! 私は、Kanakoちゃんの友達が働いている
コスメブランド"Laura Mercier"でメイキャップレッスンと眉毛カットを予約していたのだ。

仕上りが、これ。↑↑↑
3Dメイク?!

美しい台湾系アメリカ人のYIN。
@SAKSの1F。
メークもかなり立体的で、眉毛はアーチ型に整えてくれた。カリフォルニア
仕様という感じ。I liked it! アークアップアーティストのYINは、Kanakoち
ゃんの遊び仲間で、とってもキレイな人。Laura Mercier  はまだ日本で
は聞かないけど、MACやNARSのようなアーティスティック系ブランド。私
は、全体的にドライスキンでとくにまぶたが悩みのたね。日中、乾燥で、
シャドーがカサカサに見えるのだ。それを解決してくれる「まぶた用下地
クリーム」をYINが勧めてくれたので、早速ゲット。使ってみると夜になっ
てもシャドーがキレイなまま!お勧めです。値段もお手ごろなので、要チ
ェックです。

アイシャドー下地 $22・ブロンズパウダー$32 =>


2004/03/30 TUESDAY Parking Violation Citation (駐車違反)

超ショック!今朝、会社に行く前にスターバックスでコーヒー飲んで、Post Officeに寄った後、車に戻ると、なにやら
不吉な白と赤の紙がはさんであった。ナンナノコレ?ケイナは、その紙を捨てようと思ったけど、文字がいっぱい書
いてあったからよく読むと、「Citation Violation」の字。赤のHonda車とまで書かれていて、なんと駐禁を取られたの
だ!

たった5分停めただけなのに、さすがBurlingame警察。犯罪が少ないから暇なんだわ。めざとすぎる。違反切符に
は、「29日以内に$25の小切手を入れて、速やかに返送せよ」と書いてあり、丁寧に返信用封筒付きだった。もちろ
ん、封筒に切手はついていなかったので、再びPost Officeに寄って、切手を買ってきた。(もう無駄なので、Parking
代は払わなかった。)仕方なく、私は自分の小切手に$25と書き、封筒には住所や、違反Number(貼られた紙に書
いてあった)を書き、Burlingame警察駐車禁止管理局みたいな所に送ったのである。えーんえーん。

噂によると、駐車違反常習者になると、有無を言わせずレッカーらしいから、要注意である。

RED HONDA 9:38AM

Parking Violation Citation

駐禁現場


2004/04/3 SATRUDAY すし職人との出会い
    
今日は、日本のお友達を介して知り合ったすし職人Noriさんと地元で遊
んだ。彼は、37歳でカリフォルニアの前はニュージーランドで1年〜2年
ワーキングホリデーをしていた人だ。彼が働くBurlingameの「磯舟
ISOBUNE」という回転寿司屋さんに行き、ランチをご馳走になった。お寿
司が大好きなケイナは、興奮気味で回ってくる寿司を食べた。

<= @Mountain View
東京の広尾くらいの規模のBurlingameの街には、日本食レストランが3
件ある。2件がSushi Bar、1件が日本で流行ってるフージョンジャパニー
ズ系だ。このお店の客90%は、白人だという。驚いたのは、日本語で「ウ
ニクダサイ」とかオーダーするアメリカ人がいること。Sushiが本当に浸透
しているんだなと思った。

すし職人たちは、みんなとてもいい人で、初対面なのに「Long time, No 
see」といって握手を求められた。カリフォルニアのこの気候だと、日本人
のオジサンも、さらに陽気になるらしい。

すし職人Noriさん=>



@My Apartment
2004/04/04 SUNDAY 〜A Sunny Day〜

ニューヨーク日記の白井さんに感化されて、一人で街に出ていろんなとこ
ろを写真に撮ってみた。仕事をしていると、日本と同じで日々が飛ぶよう
にすぎていって、ゆっくり街を歩くことがなかったので、今日は車に乗らな
いでBurlingameの街を隅々まで歩いた。Mexican Restaurantでランチを
していると隣の男の人が「I saw you. Yesterday. At Hillsdale Shopping 
Center. Weren't you there? At the Tower Record?」と話しかけてき
た。確かに昨日はタワレコに1時間くらいいたから「Yep. That's me.」と答
えて話をした。こういう瞬間、やっぱりここが好きだなと思う。
白井さんの日記を読むと、私ももっとアグレッシブにどんどんいろんな経
験をしようという気になる。「1年でどれだけ英語が上達するかは、その人
次第」と書いてあったけど、本当にそうだと思う。1日にどれだけ多く英語
に接するかだと思う。

私がしていることは、毎日、会社の人や友達が話す新しいフレーズをメモ
って文章で覚えて使うこと。そうすると一日に10フレーズくらい覚える。
TVで使われてた気に入ったフレーズとかもメモって使う。かわいく見える
挨拶の仕方とか。
アパートの前の通り =>
文では説明しづらいけど、「How are you?」って言われたら、まず微笑ん
で「Good,(グーードと伸ばし気味で言う) How are you?(Youのところで
首をかしげる)」と聞きかえしたり♪
まだ友達も少ないけど、一日も無駄にしないでいろんなことを吸収して魅
力的な大人になりたいと思う。第一の目的である技術翻訳やローカライ
ズのキャリアアップや英会話もがんばる。これは、私のロングバケーショ
ンかつ人生の転機だと信じたい。

<= 歩いてすぐのところには、緑が溢れている。


2004/04/05 MONDAY 
〜Technical Translation(技術翻訳)〜 
   
3/11の日記に書いた「技術ドキュメントの電子化と翻訳」
プロジェクトが先々週くらいから始まり、翻訳に追われて
いる。手順としては、まず'Glossary'と呼ばれる単語帳を
作る。これは、同じ用語に必ず同じ英訳をつけるための共
通単語帳で、特に複数人で翻訳作業を行うときは、一番
の要(かなめ)となる。Glossaryの作り方としては、まず、
Excelに「あかさたなはまやらわ」というシートを作る。次
に、翻訳を依頼された技術ドキュメント(800枚もある
の!)を一枚一枚めくっていき、専門用語と思われる日本
語をpickupして、各あかさたなシートに入力していく。

'Glossary'の例=>
それができたら、次はpickupした専門用語を辞書で調べながら英訳を入力し
ていくのだ。入力が終わると、英訳が適当かを判断してもらうためにクライア
ントにExcelシートを送付し、チェックしてもらう。それでOKが出れば、実際の
翻訳作業に入るのだ。

とにかく思ったよりも「やればできそう」で、楽しく仕事をさせてもらっている。
今は、クライアントの英訳チェック待ちなので、OKが出たらさらに技術翻訳の
新しいノウハウを学べると思う。

<=翻訳する技術ドキュメント


2004/04/8 THURSDAY 〜アメリカ人デート初体験〜

今日はアパートの住人、Patrick(30代、白人、病院勤務(でも医者では
ない))に誘われてデートした。彼は、私にアパートや近所で会うたびに、
「Tokyo Barbie!」と駆け寄ってくるような人だったから、ゲイだと信じてい
た。初めて友達になったのは、引越しの時で
「I am so glad to have such a nice neighbor」と言ってくれて、それ以来
よくおしゃべりをしていた。先週ランドリーで「Can I do dinner or lunch 
with you, sometimes?」と聞かれたので、「Sure」と答え、今日デートする
ことになったのだ。

Today's Breakfast
仕事が終わった後6:30に会うことになり彼は、"Steelhead"というBurlingame Avenueにある典型的なアメリカンレ
ストランに連れてってくれて(そこは人気のレストランで超雰囲気がよかった)、その後バーで飲んだ。彼は元カノの
こととか話し始めたから、私は心の中で「ゲイじゃない・・・?!」と呆然となったのだ。以前、同僚のKanakoちゃん
に、「Straight man would call me "Tokyo Barbie"??」と聞いたら、「Never!! He must be a gay. Absolutely.」と教
えてくれたから、確信してたのに。でも初のアメリカ人デートでは、日本人デートと違うところも発見できた。レディフ
ァーストなのは当然だけどデートが終わると、ハグしてほっぺにキス。TVとかで初対面の人とハグしてキスしてるシ
ーンを見たけど、実際に行われてるとは・・・。

レストラン"Steelhead"
だけど家に帰ると、チョー疲れた。アメリカ人ってしゃべりすぎると思う。人に
よるんだろうけど、彼はずーっとおもしろい話をしつづけて、私も確かに笑った
けど、家に帰るともうぐったりだった。会話は早いスピードでも90%くらいは分
かるようになったけど、難しいのは自分が話すこと。ある話題について話そう
と思ったときには、もう次の話題になっているから、
WowとかIt's amazing, How nice, Incredible, I can't believe it, You are so 
smart, It sounds fun, absolutelyとかのリアクションしかできない。相手は私
が理解してると思うから会話が続いてしまうんだけど、早く自分もすぐに返し
ができるように練習しようと思う。


2004/04/10 SATURDAY 〜磯舟(ISOBUNE)〜

今日やっと家にケーブルTVとインターネットがセットアップされた。この
エリアはComcastというケーブル会社が有名で、Webサイトで申し込み、
日時を指定するとエンジニアが家に来てセットアップしてくれた。
ケーブルは100チャンネルくらいのstandardを選んだのに、promotion
中ということでセットアップ無料で初めの3ヶ月間$39.99/月の
"Digital Silver with Starz!"というデジタルサービスを薦められ、300
チャンネルになった。4ヶ月目から$66.65らしいけど、その前に
「After 3 months, you can downgrade!! You can say my name, John. 
Guarantee!!」とJohn(Comcastの若者)が言うので、そうすることにした。
怪しい・・・。

Tempra Roll
インターネットも初めの4ヶ月間$26.95/月、その後は$42.95/月で、DSLより早いというケーブルタイプにした。さっ
そく彼氏や両親とビデオチャット(TV電話)を楽しんだ。

お昼は、4/3の日記にも書いた磯舟に一人でランチしに行った。この「磯舟」は、私のお友達、すし職人のNoriさん
が働いてるSushiレストランなのだ。彼は私にとって唯一の地元日本人友達で、妹のようにかわいがってもらってい
る。超おいしい'Tempura Roll'(エビフライが巻いてある磯舟一押しのメニュー)や'Salmon Special'(アボガドとクリ
ームチーズとサーモンが巻いてあるお寿司)などをご馳走してもらって大満足!本当においしいし、水の上を船に乗
ってお寿司が回ってくるから楽しい。SFベイエリアに来たら一度は行ってみてくださいね。
(ISOBUNE:1451BurlingameAve/tel:650-344-8433)

Salmon Special

すし職人Nori

磯舟(回転寿司)



Patrick @Golden Gate Bridge
2004/04/11 SUNDAY 〜SF市内観光〜

今日は、アパート住人のPatrickがSan Francisco市内観
光に連れて行ってくれた。思えば、SF市内にはYogaレッ
スンやお買い物に毎週行ってるけど、観光という観光には
行ったことがなかったので、Golden Gate Bridgeを見に行
くことにした。先週、初めてのアメリカ人デートでぐったりし
た私だったけど、Patrickのtoo much talkingに慣れたの
か、純粋に観光を楽しめた。で、聞いてみた。「When I 
first met you, I thought you were gay.」そしたら、傷つい
た顔で、「Yeah, it used to bother me」と彼。 ゲイバーに
行くと、全員が振り返って「Wow, what a cute boy」と言わ
れるそうだ。「Because I look so young. And this blue 
eyes make them to think I'm innocent」らしい。
ゲイじゃなかったなんて、本当にショック。
でも、今日改めて思ったのは、こんなに偏見のないアメリカ人って
いるんだなぁってこと。私だったら、外国から来た言葉も十分話せな
い子を普通に誘って、普通に会話するなんてできない。なのに、彼
はなんなくそれをやってのける。普通に話題をふり、笑い、たとえ私
の文法や英語が間違ってても、英語を教えてくれるわけでもなく、
ほんと普通に接する。すごいスピードのアメリカ英語で。私がどんな
ことが好きかとか、高校時代はどうだったかは聞いても、日本のこ
とを聞くことはない。たぶん日本にも東京にも興味がないのだ。
ただ、ケイナというコを認めてくれてるみたいでうれしかった。

世界一曲がりくねったLombard Street =>



@My Office
2004/04/12 MONDAY 〜プロジェクター提案〜

仕事は軌道に乗り始めた。翻訳の仕事はGlossary(専門用語の単語帳)が完成してクライアントに確認してもらうフェーズまでいった。私が一人で担当している自社Websiteは、日本語版がほぼ完成し、今週から全てのページを英訳する作業に入るつもり。また、別のクライアントにハイスペックなプロジェクターを提案するという仕事も手伝っているので、仕事量的にもちょうどいい。プロジェクター提案は思ったより勉強になる。

クライアントはかなりハイスペックな機種を求めているので、ベンダーのWeb-siteでオンライン購入はできなかった。
だからまずは直接SANYOやPanasonic、Xerox、NEC、Canonなどのメーカー
に問い合わせた。「My customer is looking for your projector. I'd like to 
know where can I purchase it.」すると、だいたい留守電で折り返し電話をく
れるか、直接オペレーターが対応してくれて、エリア毎のディーラーを教えて
くれる。そこへまた電話をかけて、「Could you provide me with prices for 
GT6000 from NEC and XXX?」と価格をリサーチし、次に「I'd like to have 
quotations of these products.」と見積請求をした。

@給湯室。ケイナは毎日1リットルくらいの水を飲む。=>
quotationが「見積」のことだけど、同じ意味のestimatesは、より「概算」という意味に近いらしい。見積をメールして欲しいときは、「Could you send their prices by email as quotation?」と聞くんだって。

ここまで、苦戦しながらも一人で問い合わせてやっと見積もりが出来そう。
でもさっき先輩から、「プロジェクターってフィルターとかの備品がいろいろあるんで、使うために必要な備品を聞いて、価格を調べて。」と言われた。・・・なんですと?それを英語で?(続く)

<=給湯室にあるお菓子。気晴らしに食べる。


2004/04/13 TUESDAY 
〜1枚のフロッピーディスクが掴んだSilicon Valley Dream〜

今日は、Meta PassというIT企業のCEO、David(28歳、独身、フランス出
身)と同僚のKanakoちゃんと3人で、Burlingameのレストランで、ランチミ
ーティングをした。ミーティングの目的は、日本にある関連会社の新卒研
修に、Meta Passへの企業訪問を組み込むこと。今日はそれをお願いす
るために会ってもらったのだ。

Davidは、なんと22歳の時にフランスから一人で、"フロッピーディスク1枚
をもって渡米した"人。昔のように、裸一貫でアメリカンドリームを追うんじ
ゃないくて、自分が作ったプログラムがアメリカでお金になりそうだったら
残って、ならなそうだったら1週間くらいで帰国しようと思ってたという。

David とケイナ

ミーティング後のPeet'sCafe
そこがいかにもシリコンバレーらしくて、とてもSmartだと思った。そして、彼は成功しアメリカに残った。今も成功中だ。

会社名のMetapassは、商品名でもある。今、みんなインターネットを仕事にも遊びにもいろんなことに使ってるから、ユーザー名とパスワードを死ぬほど持っていると思う。私もElle online、MSN、Yahoo、JAL、Online Bank、etc…大量にもっていて、パスワードは分けわかんない。そんな時に便利なのがMetapassで、PCに差し込んでおくだけで、自分のどのサイトにもログインできるのだ。ユーザ名もパスワードも入力不要だから、チョー楽チン。彼の話を聞いていると、自分も早く何かを見つけなければと、わくわくした。フロッピー一枚に托された青年の夢が、シリコンバレードリームとなって今、Coolに実現されようとしている。


2004/04/14 WEDNESDAY
〜Stop a Payment(小切手を無効にするには)〜

私は、「世界のご近所さん」という便利なWebサイトで日本に帰国す
る人からTVを買った。だけどその人が私に教える住所を間違えた
ため、$60の小切手を入れた封筒が届かずに行方不明になってし
まった。そこで、「その小切手を無効にしてほしい」ことを銀行に伝
える英語を学んだので、紹介したい。「I'd like to void my check. 
Because I cut a check to my friend but she happened to give 
me a wrong address. And I want to stop a payment on this 
check.」 銀行のカスタマーサービスにこれを言えば処理してくれ
る。必要な情報としては、自分の口座番号と無効にしたい小切手
番号、住所や生年月日。こうやってトラブルがあるたびに新しい英
語を覚えるんだと思う。手数料$20が取られちゃうけど。

Burlingame Library


2004/04/16 FRIDAY 〜Home Party〜

今日は、すし職人Noriさん宅でのホームパーティをした。仕事を終えてKanakoちゃんとTrader Joe'sでドリンクとお
菓子を買ってNori宅へ行くと、私たち以外にSushi Bar「磯舟」でバイトしている香港系アメリカ人のAlfredたちがす
でに来ていただ。Nori宅は、3/9の日記に写真で紹介しているNorth Park Apartmentというプールやジムもあると
ても楽しいところ。みんなが煮物とかの日本食を作ってくれて、超久しぶりに食べて、まじでおいしかった。やっぱり
故郷はいい。最後にモモコさんが作ってくれたカスタードプリンを食べてパーティはとても楽しく終わった。
そして帰りがけ、ハプニングが。Kanakoちゃんの彼氏がなんとアノPOKEMON(超イエローのBMW)が、事故ったと
いう。SFCityの真ん中でトラックにぶつけられ、その運転手はなんと車から降りて走って逃げたというから、ビック
リ。Kanakoちゃんは、「Holly XXXX !」と叫び、「Is your POKEMON drivable?」と聞いていた。次の日そのPOKEMON
を見せてもらったんだけど、・・・BMかどうかさえ、よく分からない状態になっていた。

Nori & Alfre

 Party

煮物


2004/04/18 SUNDAY 〜BerkeleyのCarol〜

LAに住むいとこCherylが、別のいとこCarolがBerkeleyにいるから訪ねていきなさいと紹介してくれたので会いに行った。Berkeleyは、San Franciscoから車で40分くらいの対岸にあるとてもかわいい街だ。私は、ビクつきながらもFreewayに乗り、Bay Bridgeを渡って、初めて向こう岸にある街へと向かった。Berkeleyに着くと、まず約束していたテレビデオの受け取りを済ませ、メインストリートのShattuck AvenueのスタバでCarolと会った。その後、Forth Streetという裏原(ウラ原宿)みたいなところを見て回った。DinnerはUniversity Avenueにある The Venezia というイタリアンで、デザートまでしっかり食べた。
Carolのおじいちゃんと私のおじいちゃんが兄弟らしいんだけど、その他に共通点が多くてビックリした。Carolはア
ーティストで25歳の時に半年間日本に「絞り染め」を学びに留学していたのだ。私も今26歳でアメリカに来ている。
違う国で育っても、価値観が似ている人って本当にいるんだなと思った。


2004/04/19 MONDAY 〜Gold Gym〜

となりの住人Patrickが、1ヶ月間のフリーパスをくれたので、Gold Gymという
スポーツクラブに通うことにした。行ってみると、Gold Gymはできて3ヶ月のと
ってもキレイなところだった。巨大スクリーンがいくつもあって映画やTVを放
映しているし、更衣室もエステ並にリラックスできる空間。毎週水曜日は
Yogaに通っているから、それ以外の2日は、ジムでワークアウトに励もうっ
と。
Yoga Book =>

日本では毎日のように暴飲暴食していた私だけど、こっちに来てからは本当に健康な生活を送っていると思う。「趣味はハイキングです」って書けるイキオイ。安全な日本で夜中まで遊ぶのも好きだったけど、こっちのヘルシーライフもかなり気に入っている。

次の日、アパートのドアにお菓子がたくさん入ったGold GYMバッグが掛かってあり、それはPatrickからのプレゼントだった。

<= Gold Gym Bag


2004/04/21 WEDNESDAY 〜LAのお友達〜

昨日からLAの友達HelenといとこのCheryl、その上司のTrudyが2泊3日
の予定でSan Franciscoに旅行に来ている。私は仕事が終わった後か
ら、市内観光に合流して、Dinnerを楽しんだ。
レストランは、Cafe Jacqueline(1454 Grant Ave San Francisco )とい
うところで、全ての料理が「スフレ」でできている有名なお店。あのふわ
ふわデザートのスフレだ。サーブされるまでに30分くらいかかるけど、大
きめなココット(皿)に盛られたたっぷりのスフレは、食べると口の中でと
ろけて本当においしかった。
San Francisco市内 =>
今日集まった4人は職業も歳もバラバラ。Cherylは、小中学校の問題児たちのカウンセラー。 Helenは大手映画会
社の副社長だった人で、今は人材派遣会社とクルーズ会社をやっているらしい。HelenとはCherylを介して6年前に
知り合ったんだけど、最近までそんなにすごい人だってことは知らなかった。去年の夏LAにあるHelen宅を訪ねて、
初めて超リッチだってことに気づいたのだ。
そんなエグゼクティブな彼女を、私のアパートに泊めちゃっていいのかなって感じだったけど、食事の後、アパートに
戻ると、夜中までおしゃべりをして楽しんだ。友達は一生の宝物だと思った。



ClubNV
2004/04/24 SATURDAY
〜お買い物のための映画鑑賞とClub NV〜

週末だ!金曜日は、"お買い物をするために映画を見た"。映画「13 going on 30」を見てインスピレーションを得てからショッピングに行かなくてはと思ったのだ。Kanakoちゃんの彼氏Joeはそんな私たちが理解できなかったみたいだけど、結果は映画を見て大正解。「13 going on 30」は、13歳の女の子がある日突然キャリアも男もゲットした30歳になっちゃうラブコメディ。映画の中には私たちの右脳を刺激するようなスイートな服がたくさん。さっそく土曜日、KanakoちゃんとSFの代官山Chestnut Streetに出かけショッピング。ああいう映画を見ると、女の子はかわいく人にやさしくしてれば、仕事も恋愛もうまくいくような気がする。
ショッピングの後は、Joeと合流し3人で"Ti Couz" という人気のクレープレストランでDinner。クレープと言ってもデ
ザートじゃなくて主食だ。私は、ほたてのクレープをオーダーしたけど、ソースがとてもおいしかった。
その後は一度アパートに帰って勝負服に着替え、週末ということでClub NVというクラブに友達大勢で行った。就職
のためHong Kongに帰るAlfredが好きなHip Hop系のクラブだ。途中で別のクラブにハシゴしようとしたけど閉まって
て結局バーで飲んだ。こっちのクラブは2時前に閉まってしまうところが多い。夜中でも治安が良く、安全なタクシー
がいつでもつかまる日本はすばらしいと思う。

アジアンギャルに囲まれるすし職人

クレープレストランTiCouz

ホタテのクレープ


2004/04/26 MONDAY 〜シリコンバレー研修〜

ホストカンパニーの関連会社の新卒社員が、研修のためアメリカ
へやってきた。私は以前からその企画を任されていて、プログラム
を作っていたのだけど、新卒社員にとって有意義な研修になるか
ドキドキ。空港までpickupに行くと、期待に胸をふくらませた若者2
人と関連会社の社長さんと出会うことができた。車に3人を乗せホ
テルへ向かうと、彼らを迎えるかのような太陽と青空。私は、私と
同じように海外へ行きたいと考え応募した2人(彼らは大勢の新卒
社員の中から選抜されたのだ!)が心からこの研修を楽しみ、将
来に役立てて欲しいと思った。
Welcome Dinner Party =>
プログラムはとてもユニークで変わった内容なので、初日から動き回ったけど、ようやく夕方になり、Burlingameのイ
タリアンレストラン"IL Fornaio"でWelcome Dinner Party。おいしいカリフォルニアワインで乾杯し、おなかいっぱい
食べた。ホストカンパニーの社長を見ても思うことだけど、本当にアメリカの人は、おいしいものをおいしく食べ、生
活自体を心から楽しんでいる。日本人ももちろん生活を楽しむけど、何かが違う気がする。それが何かはよく分から
ないけど、私もこのインターン生活が終われば、それが分かるようになって自分の生活の中に取り入れられればい
いな。

オフィス前で研修生と

研修の様子

名刺交換の練習


2004/04/27 TUESDAY  
〜バイオ医薬品企業Abgenixの青野様〜

研修生と一緒にFreemontに本社をもつバイオ医薬品企業Abgenixを訪
れた。Abgenixは、Xeno Mouse Technology(マウスの脾臓を取り出し
がん細胞と一緒にすることで抗体を作成する技術)に成功した唯一の企
業。大変ありがたいことにBusiness Development AsiaのDirectorで
ある青野様にお話しを聞くことができ、製造現場を見学させていただい
た。

<= Abgenix本社にて青野様を囲んで 
プレゼンを交えたお話はどれも興味深く、製造現場は信じられない程の
設備が整っていた。だけどいちばん驚いたのは、会社設立当初の話と、
青野様ご自身のご経歴だ。この会社は、これだけのすばらしい設備をも
っていながら今はまだ売上が出ていない"ベンチャー"だという。投資を
受けられるのは、成功することが約束されている唯一の技術とその特許
があるからだ。そして、設立当初は社員に支払うキャッシュがなかった
ため、stock optionで支払われたという。当時の社員は・・・・、全員がな
んとミリオネラー!!!こんな話が、そう昔のことではないので、アメリカ
という国に素直に驚いてしまう。

バルコニーから見えるすばらしい景色 =>
企業訪問後は、Foster Cityにある青野様のご自宅にご招待いただきす
ばらしいDinner Partyを楽しませていただいた。美しい御邸宅にはプー
ルもあり、目の前にはFoster Cityならではの川がゆるやかに流れてい
て人々はヨットやカヌーを楽しんでいた。

研修生も感じたと思う。アメリカってゆう国は、がんばればがんばるほど
信じられないほど豊かな暮らしがある。

<= 美しい青野邸 


2004/04/28 WEDNESDAY
〜Stanford UniversityとMetapass訪問〜
(注:写真はすべて@Stanford Universityです。)

今日は新卒研修3日目。午前中は名門Stanford Universityを見学しに行っ
た。感想は、なんて美しいの!あんなに広くてキレイなキャンパスは見たこと
ない。そして感動したのは学生の対応。研修生にとっては英会話の研修で
もあるので、キャンパスでいろんな学生に声をかけてみた。するとどの学生も
とても親切で道を聞くと連れて行ってくれたりした。RichでSmartで教養のあ
る学生は、人への接し方もすばらしいのだ。

MainSquadと呼ばれる大学の中央

大学内にある教会
午後は4/13の日記にも登場しているMetapassのDavid
社長にインタビューをしに行った。Davidはとても親切に私
たちを迎え入れてくれ、私も聞いたことがなかった成功
秘話を伺った。

「一枚のフロッピー片手に渡米、掴んだシリコンバレード
リーム」と題したプレゼンは本当に感銘を受けることばか
りで研修生たちもビックリしっぱなしだったと思う。
MetapassはITバブルがはじけた後、危機的状況に陥り良い投資家が離れていったことがあった。その時、ある投
資家から大半の株式取得を投資の条件として提示されたため、社員からではなくDavidは自分の持株をほとんど受
け渡すことにした。その代わり2日以内に現金を銀行口座に入れろという条件を出して。でも、結局その投資家は約
束を守られなかったので契約を無効にした。しかし同時に、別の投資家も探しつづけていたので、より良心的な契
約を交わすことができ会社は救われたという。
彼のその時々の決断と経営者としての責任と社員への思いやりが、お話しひとつひとつから伝わってきて感動するほどだった。いろんな荒波を乗り越えて完成した製品"Metapass"(Web上の鍵)はいずれ誰もが持つ必須アイテムになると思う。
研修生の熊澤君 =>


2004/04/29 THURSDAY 〜新卒研修最終日〜

今日は新卒の2人にとって最後の研修日だった。午前中はオフィスでビジネ
ス英会話のクラスを受け、午後はSan Franciscoにある"Stone's Town"とい
うショッピングモールに出かけた。Karenこと假屋さんは、本屋さんでバスに
関するマニアックな本を探し、Georgeこと熊澤君は、スウォッチのショップで
ディスカウントにトライした。ショッピングセンターの中のショップだったので、
ディスカウントは無理だろうと内心思っていたら、なんと彼はそれをやり遂げ
てしまった。
George & Karen =>
ショップの店員に「I came here from Japan, I am studying English」と片言
の英語で一生懸命伝えたら、店員も自分も学生だけど、ここまでなら値引き
できると言っておまけしてくれたのだという。その話を聞いて私は本当にビッ
クリし感動した。たぶん、ただ「Discount, please」と言っても値引きしてくれ
なかったに違いない。Georgeが自分をアピールし、コミュニケーションを取ろ
うとする一生懸命さが伝わったからこそ、成功したのだ。アメリカでは自分の
こと(自分の願望というよりも自分自身のこと)をアピールすることが何よりも
重要だという、午前中のクラスの中での言葉を実感した瞬間だった。

<= チョコレートで有名なギラデリスクエア
彼らにとってアメリカでの最後のDinnerは、ホストカンパニーの社長のご自宅
でのバーベキューパーティだった。小高い丘の上にあるアメリカンドリームを
実現した人の家は美しく、お庭からはSFO(サンフランシスコ国際空港)が見
えた。私は2ヶ月前、一人であそこに降り立ったのだと思った。スーツケース
ひとつで渡米したけど、今では大切な友達とハードだけどやりがいのある仕
事がある。人生って本当に何が起こるか分からなくっておもしろいと思う。

社長宅のみーちゃん =>



Napa デート
2004/05/1 SATURDAY 〜Napa Valleyでワイン三昧〜

日本はGWで、お友達が遊びに来た。ケイナもその友達もワインが大好
き! と、いうことでカリフォルニアといえばカリフォルニアワイン。名産
地のNapa Valleyに買い付け(?)に行ってきた。

BurlingameからNapaまでは93mile(約160km)、クルマで2時間あまりの
道のり。San Francisco周辺しか走ったことがなく、方向オンチの私にと
っては大冒険。ドキドキと緊張の連続! だった。でも今回は優秀なナ
ビゲーター(友達)がいたので道に迷うこともなくほぼ時間通りに着くこと
ができた。
Napaに近づくにつれ、あたりの景色はブドウ畑ばかり。到着したワイナリー"MERRYVALE"では4〜5種類のワイン
を$5〜$10で試飲させてくれるので、今回の目的である白ワインをTasting。どれも口当たりが良くとっても美味!ど
れにしようかと迷ったけど "SILHOUTTE($45)"と"MERRYVALE($29.50)"を買うことにした。どっちも日本で買うとか
なり高いので、とってもおトク。

ランチは同僚のKanakoちゃん超オススメのTRA VIGNEでイタリアン。スパークリングワインを食前酒にモッツアレラ
チーズのANTIPASTOやラザニア、パスタを食べ、Tastingの酔いも抜けないまま調子に乗ってオーダーしすぎて
$100以上もかかっちゃった。とってもおいしかったけどトータルで考えるとトクしてるのか損してるのか。。。 

レストランTra Vigne(要予約)

ワイナリー

ワイナリー前


2004/05/2 SUNDAY 〜Half Moon Bay〜

今日は日曜日!今日のデートは、ビーチに決定。私はボディボーダーなの
で、海が大好き。クルマで1時間くらいのHalf Moon Bayというビーチに遊び
に行った。San Franciscoの海は意外に冷たくて入れないんだけど、日差し
は強いから浜辺で肌を焼いたり、おしゃべりをしたりして過ごした。でもアメ
リカ人は元気!水は超冷たいハズなのに、ガンガン入っている人続出っ。
休日をとってものんびり過ごした。

Half moon bay fish market

Oracle本社
アパートへの帰り道、道に迷ったところで、巨大なIT企業っぽいオフィスビル
を発見。よく見てみるとデータベース(最近はERP)で有名な"Oracle"の本
社だった。シリコンバレーを観光したがっていた彼にもってこい。この本社ビ
ルはなんとハードディスクの円筒形をしているのだ。このベイエリアには、
数々の名だたるIT企業の本社がある。今、シリコンバレーは停滞していると
聞くけど、ここからまた新しいテクノロジーが生まれるんだと考えると本当に
わくわくする。MetapassのDavidも、いつかはこれくらいのビルを建てるのか
なぁ。
Dinnerは、昨日Napaで買い付けた極上ワインを片手に、アメリカンビーフを
調理し食した。この上ない幸せなひとときだった。

Half Moon Bay

Weekend

ビーチでくつろぐ人々


2004/05/03 MONDAY 〜魅力いっぱいのSan Francisco〜

今日はGolden Gate Bridgeをわたって対岸にある港町Sausalitoを訪れた。Sausalito
にはギャラリーが多く、とってもロマンチック。すてきな絵画や彫刻を見ながら街を散策
した。一年を通して気候がよいカリフォルニアでは、人々はいつもカジュアルな格好で
外に出かけるのが好きみたいだ。ケイナもビーチサンダル姿で海辺の町を歩いた。昨
日のビーチで日焼けした体に潮風があたってひりひりと心地よかった。お金なんて1ド
ルも使ってないけど、とても贅沢な時間だなぁと思った。

その後は、私の誕生日が近いので、市内Union SquareのCOACHに行ってバッグとキ
ーホルダーを買ってもらった。Union Squareは、San Franciscoの中でも最もハイエンド
なショップが集まるエリアでブランドショップも多くある。アメリカに来てからブランドにま
ったく興味を失ったケイナだったけど、今日はとてもかわいいバッグを見つけておねだ
りをしたのだ。

Golden Gate Bridge
DinnerはKanako&Joeと合流し、市内のChestnut Streetにあるレストラン。Joeと彼は肉々しいハンバーガー、 
Kanakoちゃんと私はベジタリアン用のガーデンバーガーを食べた。食事の後は、街の中心にあるKanako&Joe宅
にお邪魔して、おしゃべりを楽しんだ。Joeも彼もマニアな所がそっくりで、私やKanakoちゃんには理解不能な車の
プラモデルとかに彼は異常に感動していた。Joeがコレクションを自慢し、私が「でも、その2つっておんなじじゃん」
と言うと、男2人は一斉に「ぜんぜん違う」と猛反対してきた。2人とも30代なのに、少年みたいにはしゃいでいたの
が印象的だった。

Sausalitoから見えるSanFrancisco

Joe&Kanako宅にて

お約束のケーブルカー


2004/05/04 TUESDAY 〜Baseballとアメリカ人〜

今日は、野球観戦の日。Oakland アスレチックス VS New Yorkヤン
キースの試合を見に行った。松井の活躍が見たくて1ヶ月前からチ
ケットを取っていたのだ。スタジアムはOaklandにある。日本では助
手席以外に乗ったことがなかったケイナだけど、ちゃんと道も調べ
て、難なく到着した。
入り口での荷物チェックが済み席を確認すると、Extra cheeseたっ
ぷりのナチョスとホットドッグをゲット。さっそく私が彼にビールをぶっ
かけてしまうハプニングはあったが、なんとか観戦モードに入る。実
は楽しみにしてたのは、松井よりも観客の行動!期待通りアメリカ
人たちは、日本では考えられないような行動に出て、私たちをとて
も楽しませてくれた。
突然アスレチックスファンの男が紙袋から大量の緑色のネックレス(ビーズがつ
ないであるだけ)をつかみ、観客に投げ始めた。どうやらチームカラーである緑色
を身に付けてみんなで応援しようってことらしい。私たちも席を立ち、たくさんゲッ
ト。首にじゃらじゃらぶらさげてみんなで応援した。ところが男があまりにネックレ
スを投げ続けるので、見かねた警備員がやってきた。注意を受け男は反抗して
いたが、結局連行されてしまった。
まだ試合は始まったばっか(2回表)なのに。しかしその男の存在を忘れかけて
いた5回裏の時、なんと彼が釈放されて戻ってきたのだ。その時の観客の反応
が本当にアメリカ人っぽくておもしろかった。男は「Hey everybody. I'm ba-----
ck.」と両手をあげて席に着き、そこらじゅうにいた観客はいっせいに拍手し、Oh
〜という声。 

なんなんだ、この国はいったい。誰もがいたずら好きでわがままな小学生みたい
だ。


2004/05/7 FRIDAY 〜A Guest for our office〜

彼が日本に帰ってしまった。悲しい。私は新卒研修プロジェクトを遂行した
後、2日間もお休みをいただいていたので、たまった仕事を片付けるのが大
変。研修のレビューを作って、Websiteの制作をして、翻訳もやんなくちゃ。
あー、5月はすごく忙しくなりそう。でも今日はオフィスにゲストがいるから気
がまぎれる。co-workerのSandyがオフィスにワンちゃんを連れてきたのだ。
ミニチュアダックスのこの子は、人見知りが激しくて、すぐに逃げ出してしまう。私たちの仕
事場は個室なんだけど、ドアを開けっ放しにしていると、この子が入ってきて、とてもなご
んだ。ランチの時も、近くの「Bayside Cafe」に連れて行って、一緒にサンドイッチを食べ
た。
いつもランチはテイクアウトして会議室でみんなで食べているので、Bayside 
Cafe店内で食べるのは初めて。オフィスビルの一角にある、そこで働いてい
る人しか利用しないカフェなのだが、私はここの「Cream Cheese Deluxe」と
いうサンドイッチが大好きなのだ。オープンテラスってほどのオシャレな感じ
がしない「外の席」で食べて、本当に気持ちが良かった。

思えば、犬を会社に連れてくるなんて、日本ではありえない。犬だけじゃな
く、みんな彼氏とか親戚とか、なぜか会社に連れてくるんだよね。。。。


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