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■ホームステイ理想と現実■

American Career Exchange のホームステイでは、2002年度の苦情は、ゼロだった
もの、2003年に入って3件の苦情が入り、それぞれ途中解約のお手続きをしました。
実際にどのような苦情があったか、ということは最後に説明するとして、ここではホー
ムステイの理想と現実を、あるがままにお伝えしたいと思います。日本は世界一
サービスの行き届いた国であり、人々の対応も恐らく世界一も穏やかで親切です。
そのような世界一安心して暮らせる穏やかな環境の中から、突然、大都会ニューヨ
ークという究極の資本主義であり、あらゆる人種が隣り合わせに生活をする人種の
坩堝(るつぼ)の中に一人で降り立ったとき、あまりにも大きな日本の生活とのギャッ
プから大変なストレスを感じる方が多いようです。2004年〜2005年は、軽〜い苦情
4件(うち3件は同一人物)ありました。そして、2007年に1件ホームステイ先の室内
ペットの飼い方と衛生観念の相違により、当初6ヶ月間予定していたホームステイ
を2ヶ月に途中解約されたケースがあります。

特に社会経験・職務経験が無い、又は少ない方の場合、言葉が通じないことに加え、
人々の冷たさや厳しい態度、時間通りに事が運ばないこと等の様々なカルチャー
ショックによるダブルパンチ。出発前までは『絶対英語を話せるようにがんばる!』
『アメリカ人との生活を通して言葉だけでなく文化を学びたい!』『NYという大都会で
タフな精神力を養いたい!』等大きな希望と目標を抱いて日本を飛び立ってはみたも
のの、実際にNYに到着し、アメリカ人である弊社の現地担当者との慣れない英語で
のやり取りやホストファミリーとのつたない英語での会話等、日本語が全く通じない
環境の中、あまりにも思い通りにならないことが多すぎて急激にストレスが溜まり、
パニック状態に陥ってしまう人もいるようです。このようになってしまった場合、もう
『一刻も早くホームステイ先を出て、日本人と暮らしたい!』と、それまでの目標は
一気にどこかへ飛んでいってしまうケースがあります。

そこで最初に明確にしたいのは、『日本での生活をそのままニューヨークに求める
ようであれば、ニューヨークに行く意味がありませんので、ニューヨーク留学は
諦めてください。』ということです。言葉も充分に理解できない中、思い通りにな
らないことや、文化・生活習慣の違い、ニューヨークの人々のぶっきらぼうな対応
等、ショックを受けるのは当たり前のことです。その日本との違いを肌で感じで、
真のニューヨークを知り、言葉学ぶためのホームステイのはずが、いつのまにか
『日本と同じような快適で理想的な生活』を求めるようになってしまう方がいらっ
しゃるようです。私自身も遠い昔に実際にホームステイを経験し、実際に嫌な思
いも沢山したことを覚えています。毎日が驚きの連続で、怒りを通り越え、『なん
でアメリカ人ってこうなんだろう??』と笑ってしまうことはあったものの、だからと
いって直ぐにホームステイそのものをやめてしまおう、ということは不思議に思い
ませんでした。むしろ、そんな厳しくもあり楽しくもあったホームステイ生活から、
アメリカ人というものを理解し、英語力の上達には何よりも役立ったと、今でも固
く信じています。そんな自分の基準で皆様にホームステイをお奨めして参りまし
たが、どうやら余計なおせっかいだったかもしれない・・・と若干反省をしつつ、
日本人同士で住みたい、と思う人には、あえて自分の意見を言うのを止めること
にしました。留学しても、結局日本語ばかり使っていた為に仕事で英語が使え
るほどのレベルには到底及ばず、『遊学』止まりで終わってしまった。。。という
、後悔の声を本当に沢山聞いてきているので、ACE から留学をする皆様には
せっかくの留学を後悔で終わらせて欲しくない、ただそれだけは強く思います。
ご出発前からあまり現実的なお話をするのは、どうかとも思いますが、調査をしてみると案外多くの方が
ホームステイで苦い体験をして、せっかくのアメリカでの生活の出鼻を挫かれるようなことになるケースも多いよ
うです。また、ホームステイにこだわり過ぎて、ご予約段階で多くのリクエストをする人も少なくないので、その
ような方にも是非一緒に考えていただきたいと思います。 

海外の事をあまり知らない皆様が思い描くホームステイとは、ひと昔前の北米に
おける裕福な家庭、ホームステイの『イメージ』がモデルとなっているようです。 
現に今でも、語学学校のパンフレットではそのタイプのコマーシャルが目につき
ます。つまり、白人家庭で可愛い子供とペットがいて留学生とお茶を飲みながら
楽しそうに生活を送る風景等。 そのような理想的な日本人好み?のご家庭に受
け入れられるものとイメージだけが先行し、現実が少しでも違うと気付いた時、
そのクレームの矛先がACEに向けられることになるわけです。他に怒りをぶつけ
る場所が無い為、それは仕方のないことですが、果たしてホームステイにおいて、
私達が皆様の頭の中に描いている理想を100%叶えることが、果たしてできる
ものなのでしょうか?

現実的問題として、そのような日本人好み(理想)の受け入れファミリー
はニューヨークでは大変少ない、というのが現状です。そこで、過度に
期待し過ぎてしまう参加者と受け入れる方に大きな隔たりができてしま
うことになり、深刻なトラブルや、また、トラブルとまではいかないまでも
嫌な思いに発展してしまう事が少なくないようです。ニューヨークの家庭
は、離婚をしたシングルマザーやシングルファザーもいれば、共稼ぎの
夫婦であまり食事を作らない家庭もありますし、勿論一人暮しの方も
大変多いです。また、それほど学生さんと毎日団欒をするような時間を
取れないご家庭もあれば、 短期的に失業をしているようなご家庭も、中
にはあるかもしれません。それぞれのご家庭には各事情もあり、弊社が
いくら注意深くホストファミリーを選択してとしても、あまりにもご家庭の
プライバシーに関わるようなことまでも根掘り葉掘り調査するわけには
いきませんし、ホストファミリー側が私達に隠し事をしている場合も、正直
なところあるかもしれません。

また、ニューヨークという場所柄、人種も様々で必ず白人のご家庭に滞在できる
という保証もありませんし、ご近所にはそれこそあらゆる人種が共に生活をしてい
る、それがニューヨークです。あまりにも人種を気にするような方は、ニューヨークで
はなくもっとアメリカの田舎に留学をするべきかと思います。嫌な顔をされそうです
が、ホームステイとは、『海外の家族、ホストファミリーに甘えに行くのではない。』
ということを明確に理解してください。理想ばかりを抱くことは、結局のところ自分
の首を締めることとなり、海外生活では厳禁です。日本人にとっての海外生活は、
まず思い通りにならないことばかりだと覚悟を決めてご出発していただきたいもの
です。また、現地では直ぐに日本人の友人が簡単に作れるわけですが、その友人
の意見にあまりにも影響され過ぎてしまう方も少なくありません。言葉が通じる日
本人同士のお付き合いも、時にはとても力強い見方となるわけですが、せっかくの
ニューヨークライフ、アメリカ人や外国人と積極的に意見交換をしてみませんか?

テレビ番組のように、その生徒の到着の日にウエルカム・パーティが
企画され、帰国の日には涙のお別れシーンのようなことは実際にはそれ
ほど多く見られる光景ではないかもしれません。受け入れる側は定期的
に生徒さんが入れ替わり、生活の一部、即ち日常になっているわけで、
生徒さんにとっては特別なことでも、ホストファミリーにとっては特別なこと
でもない場合が多いというのが現実です。留学でホームステイに参加し
ようとする生徒さんやご両親は、何か過大な期待を持ち過ぎて、いたれ
りつくせりのサービスのようなものを求めすぎてはいないでしょうか? 
逆の立場、受け入れる側の立場に立って一度よく考えてみることが大事ではない
かと思います。何を求めて留学をするのか、ホストファミリーにあたたかく、ちやほや
何もかも親切にされる生活を求めて行って、それが見ず知らずの外国人の家庭で
実際に実現されるものなのかどうか、現実的に考えて欲しいと思います。期待が大
きすぎた方は、少し現実を受け入れて、考え方を切り換えなくてはなりません。
ホームステイとは、あくまでも現地の人々との生活を通して、文化・習慣の違いを身
をもって体験、言語を習得することにあります。言語の習得には、文化や生活習慣
を理解するのが最も近道です。
 
言いにくいことを最後に書き足しますが、参加される生徒さんの実家のご両親に
少なくないのですが、物凄くファミリーの事を気にされる方がいらっしゃいます。根掘
り葉掘りホストファミリーの事情を聞き出そうとしますが、その姿勢はすこしおかしい
とは思いませんか?受け入れ先のファミリーにもプライバシーもありますし、それよ
りもそのファミリーには生徒さんを選ぶ権利もないわけですから。 

ニューヨークは、当然のことながら日本ではありません。日本での常識の殆どは現地で通じないことになりますし、それを学びに行くのがニューヨーク留学です。けして、日本と同じようなサービスの質やホストファミリーの対応を求めないでください。すべて準備万端で“WELCOME!!!”と受け入れてくれる、というような過度な期待は、一切持たないでください。ニューヨークは、あくまでもニューヨーク。外人は、すべての面で日本人とは全く異なります。日本の延長上の暮らしを求める方には、ニューヨーク留学はお勧めできません。強烈なカルチャーショックにも、泣き言を言わずに前向きに挑戦でき、ニューヨーカーの生活に馴染める自信のある、そんな強い意思を持った皆様の留学・インターンシップのお手伝いをさせていただきたいと願います。ニューヨークは、自立した大人の街です。

弊社のアメリカ人現地サポートスタッフに対しての皆様の評価も千差万別、『とても良くしてくれてありがとう!』、と感謝のメッセージを送る方もいれば、『最悪!もう顔も見たくない!』、と日本にクレームをぶつけてくる方もいらっしゃいます。本人達も、できるだけ心地良いサービスを提供できるようそれなりに努力はしておりますが、そこは、やはりアメリカ人。さっきNYに着いたばかりの日本人の心の中まで読みとってくれて、やさしく慰めてくれたり、気を遣ってくれたり、というようなことは残念ながらできません。逆に、『ここは日本ではなくて、ニューヨーク。あなたの態度を変えなさい。』と言われてしまうかもしれません。(アメリカ人なら間違いなく、99%そのような態度でしょう。)基本的に、日本人ではないわけですから、少々キツイ対応をされたとしても、少々思い通りに事が進まなかったとしても、ちょっと気にさわるようなことがあっても『もう・・アメリカ人・・・しょうがないなぁ〜』、と諦めるしかありません。ニューヨークへの留学を決めたのは、あなた自身なのですから。

CareerUP New York Apr. 21, 2003
Revised on Jan.12, 2006


CareerUP New York が実際に経験した“リクエスト”や“トラブル”について
●『お父さんとお母さんがいて、大学生くらいの子供が3人、同居していて、お母さんが毎日きちんと美味しい料理を作ってくれて、毎日みんな一緒にディナーを食べる、そんな家庭。こんな私を本当の娘のように扱ってくれる家庭を希望します。朝ご飯は、一緒じゃなくてもいいです。』

◆このリクエストにはもう・・・絶句です。アメリカの大学生の殆どは、大学の学費も自分でバイトをして賄う場合が殆どで、自立して親元を離れて寮生活や一人暮しをするのが一般的です。しかも、ニューヨークでこんな生活・・・まず絶対に無理です。日本でもこのような生活をしているご家庭は果たしてあるのでしょうか?ご自身のご家庭でも実現が難しいことを、外国のまったくの他人のご家庭に求めるのはやめましょう。求めて逆の立場になって、こんな条件を提示されたらどう思いますか?ホームステイは、けして「日本からの特別なゲスト」として受け入れてくれるものではありません。

●『ホームステイ中に、日本から家族や友人(異性を含む)をNYに招いた場合、ホームステイ先に泊めていただくことは可能ですか?ホームステイ先を探す場合、家族や友人を泊めてくれることを条件にしたいのですが可能でしょうか?』

◆まず、ホームステイでは、異性のゲストを迎えることに最初から賛成してくださるご家庭・ルームメイトの方はありませんでした。異性のゲスト、ということだけではなく、ゲストを迎える場合は、たとえ同室にご宿泊いただく場合でも、追加料金をいただきます、というお返事でした。合計で20件くらいのホームステイ先と連絡を取りましたが、結局返事をいただけたのは2件のみで、しかもお返事を下さった2件のステイ先でも異性のゲストは、“NO”ということです。従って、異性のゲストを迎えられること、という条件では、ホームステイ先の手配は、断念しなければなりません。日本からの同姓のゲストを受け入れる場合は、その都度、事前のルームメイト(ホストファミリー)の了解と、追加料金の支払いが要求されることになるかと思います。これは、最初からNegotiationをしてしまうと、もう『そんな面倒な契約をしなければならないのであれば、NO。』ということになってしまうがちですので、弊社がこの点について最初からCommitmentをとりつけるのは、困難です。実際にホストファミリーと一緒に生活をしていく中で、信頼関係を養い、その上でご家族や友人が日本から来る場合に、追加料金を支払って泊めてもらうことができるかどうか、直接ご確認いただく方がよろしいかと思います。最初から“あれこれ”注文を出してしまうと、受け入れてくれるホストファミリーが見つからなくなってしまいます。)

●『私のお世話になっているホームステイ先の場所が、日本人の友達からあまり治安のよくない場所だと聞きました。大丈夫なのでしょうか?』

◆まず、お友達の意見も大事ですが、ご自身の意見はどうなのですか?弊社のホームステイ先は、基本的に治安に問題がある場所は、一切御案内しておりません。但し、ニューヨークの場合、様々な人種が住んでおりますので、まわりに住んでいる人種によっては、日本人にとっては少し不安を感じることもあるかと思います。ご自身が実際に生活をしてみてどうしても不安なようでしたら、お知らせ下さい。1度に限り、無料で別のステイ先へ御案内いたします。その際は、事前にステイ先をご覧にいただいた上で決めていただくことが可能です。

●『いろんな人種がまわりに沢山住んでいて、なんだか自分には合わない環境です。ストレスを感じるのでステイ先を変えてください。』

◆ニューヨークは大都市です。人種の坩堝(るつぼ)として世界的に有名な場所であって、その部分を魅力に感じて人々がこの街にやってきます。そこを留学先として選んだ時点で、このようなクレームが出るのは大変疑問ですが、ストレスを感じで病気になってしまう事態になるのはよくありません。1度に限り無料でステイ先の変更を申し受けます。留学先の選択を間違った可能性がありますね。アメリカの田舎に留学先の変更をなさる方が良いかもしれません。

●『ホームステイ先に私と同年代(20代)のお子さんがいるご家庭を希望します。』

◆ホームステイ先に希望する点で、同年代の方がいらっしゃるご家庭をご案内するのは、難しいかもしれません。アメリカでは、高校を卒業すると直ぐに自立し、大学や専門学校に行く場合でも、就職をする場合でも、殆どの場合親元を離れて独立致します。(アジア系の家庭や一部ヨーロッパ・南米系の家庭はこの限りではありませんが。)20歳前後のお子さんがいらっしゃるご家庭でも、離れて暮らしている場合が多いので、この点についてはご要望にお応えできない可能性がありますので、ご了解下さい。

●『私のホームステイ先では、水がシャワーのお湯が3日間出ないことがありました。暖房も壊れています。』

◆このようなことがあった場合、早急に現地サポートスタッフに連絡を入れていただき、事実をスタッフに報告してください。ホームステイ先には事前に出向いて厳しい面接を行い、住居・設備・家具等のチェック等を行った上で、ホストファミリーとして合格点に達したご家族のみ、お取引をしておりますが、突然のトラブルなどは日本でもニューヨークでも、どこにいても発生する場合があります。また、ニューヨークの住宅修理事情は、とてもいい加減で、しかも修理に来てくれるまでに大変長い時間がかかることもしばしば。日本のように直ぐに来てキレイに完璧に修理してくれる、というような状況からは程遠い、というのが一般的です。ただ、3日間もシャワーのお湯が出ないような事態については何らかの対応が必要です。事後報告にしてストレスを自分の中に溜めてしまうより、直ぐに現地サポートスタッフに相談をして頂き、ホストファミリーとの事実関係を確認していただいてください。万が一シャワーのお湯がでるようになるまでに時間がかかるようでしたら、お友達の家でシャワーを貸していただく等の緊急処置が必要です。2003年のアメリカ北東部の大停電の経験からも分かるように、何かトラブルがあった場合でも常に臨機応変に対応できる強い精神力を持ちましょう。シャワーのお湯が出ないようなことが2回以上続くようでしたら、別のステイ先へご案内できるよう対応致します。

●現地に来てみて、やっぱりホストファミリーが日本語ができないのがとても厳しいです・・

◆お申込頂いた際、最初にご提出いただく、Homestay Application Formには、『ホームステイ先に別の生徒さんが滞在していても問題ありませんか?』 『日本人のご家族がいるお宅(例えば奥様が日本人)への滞在を希望しますか?』 という欄があります。ホームステイ先でも日本語が通じる環境をご希望の場合には、これらの質問についてYES としてApplication Formを提出して頂く必要があります。お客様の場合、最初に確認させていただいた際、『別の日本人の生徒さんが滞在しているステイ先は、絶対にイヤです。』 『英語の環境浸りたいので、日本人の家族がいる家庭には滞在したくありません。』と、お申し出いただきましたので、弊社としては、ご希望通り=日本語が通じないホームステイ先を御案内させていただきました。英語に不安がある場合には、必ず最初に『日本語が通じる環境希望』 とお申し出下さい。現地でご本人の気が変わっても、直ぐに別のステイ先に御案内するのは、難しいことがあります。

●ホームステイ先のバスルームの天井が工事中のままむき出しになっていて、びっくりしました。お湯はでますが。お宅もかなり古いようです。

◆どこのご家庭でも、お家の中でちょっとしものが壊れてしまったり、予期せず工事が必要な事態になることは、よくあることです。日本は、修理屋さんを呼べば直ぐ、即日または2−3日で必ず修理に来てくれて、時間にも遅れない、というのが常識となっておりますが、外国ではそうはいきません。時間通り修理に来てくれることは、極稀で、予約をしても修理に来なかったり、何時間も遅れてきたり、工事も途中で帰ってしまったり、頼んでから1ヶ月以上修理に来なかったり、なかなか思い通りに直ぐに修理してもらうことは珍しいです。たまたま、お家の中に工事中の部分があっても驚かないで下さい。外国で幸せに過ごすには、大らかな気持ちでいることが重要です。あまり細かいことを気にしては、外国生活を満喫することはできません。

また、ニューヨークやロンドンは、日本とは異なり地震が無い為に築100年以上のアパートが数多くありますし、皆様そこで問題なく生活をしているわけです。新築に近いような新しい物件に住んでいるホストファミリーは極々稀です。お宅が古い、という理由でステイ先の変更をすることはできません。このようなクレームは、せっかく外国からの留学生を受け入れてくれる、というホストファミリーに対して大変失礼です。

●ホストマザーの年齢は、60歳代と聞いておりましたが、実際は、来月73歳になることがわかりました。事前に正確な年齢を教えてください。

◆女性の方に、執拗に年齢を細かく確認をするべきでしょうか?当社のホストファミリーの皆様には、登録票に必要事項をご記入いただきますが、登録票には、勿論年齢や性別欄を設けてあります。登録票に年齢が記入されない場合、当社としては、ホストマザーの 『見た目年齢』 を留学生の皆様に御案内させていただいております。今回のケースでは、見た目年齢が60歳代であった為にそのように御案内させていただきました。一緒に生活をする上で、お互いに信頼関係が出来上がり、実年齢のお話になったのかもしれませんが、当社としては、ホストファミリー側からの自主申告がない限り、年齢、特に女性の年齢を執拗に確認することはいたしません。

●今までは、台湾からの留学生と一緒にホームステイしていましたが、台湾人の子は来週帰国するようで、その後どうやら日本人の留学生がここに滞在するようです。あと1ヶ月間の滞在なので、日本人と一緒に滞在したくありません。どうにかなりませんか?

◆ホストファミリーは、通常当社だけでなく、語学学校や別のエージェント等複数の団体・企業と提携をして、日程に合わせて、様々な団体からホームステイの生徒さんを受け入れております。従って、たとえ当社が別の日本人の生徒さんをホストファミリーにご紹介しないようにしていても、別の団体から日本人の生徒さんをホストファミリーの判断によって受入を決めてしまいます。この時、ホストファミリーは、当社に報告の義務を負いませんので、当社の介入によって、ホストファミリーが別の日本人の受入をしないようにすることはできません。基本的にホームステイ先での会話は、英語に限られておりますので、台湾からの留学生との会話と同様に、引き続きホームステイ先では、英語で会話をする努力をお願い致します。ただ、これまでこのようなお問い合わせを数件いただいたことはありますが、いずれの場合も、結局は後から入ってきた日本人の方と素晴らしい友情が芽生え、一緒にアメリカ国内を旅したり、日本に帰国後も連絡を取り合ったりと、最終的にはよい友達ができてよかった!という感想をいただいております。いくら英語力向上の為、とはいえ、自分自身も日本人なのですから、あまり別の日本人と一緒に生活することに対してアレルギーを感じずに、寛大な気持ちで生活をしてみては如何でしょうか?ホームステイ先に日本人がいるかどうかが英語力向上にそれ程絶大な影響がでるものでしょうか?特に、最後の1ヶ月間、今まで通りホストファミリーと良好な関係で生活できる環境があるわけですから、それを大切にして下さい。
●ホストファミリーの家に、大きな室内犬がいます。通常は檻の中で飼われているのですが、その犬はたまに檻の外に出てきて、私の部屋に入ってくる場合があります。私は、基本的にペットは嫌ではないのですが、一度このホストマザーの犬に私の部屋で用をたされたこともあり、こちらの方と自分の衛生観念のギャップが激しい為、生活を続けるのが困難になりました。すぐに別の滞在先を探したいのですが、どうしたらよいですか?

◆別のホームステイの手配をさせて頂きます。ペットを家族同然として扱うあまり、ペットのしつけが若干ないがしろになっているお宅も中にはあるかもしません。このお宅には、過去に弊社から数名の留学生の皆様がお世話になったこともありますが、今回このような意見を頂いたのは初めてで、やはり衛生観念やペットの許容範囲は人によって異なります。弊社のホームステイの申請書=Application Formでは、ペットについてのご希望も伺っておりますので、ペットと同じ屋根の下で暮らすことに不安がある場合、必ず、“ペットのいないご家庭” を指定してください。